Z橋で待つ歌词由岩下啓亮 Sardine演唱,出自专辑《Catchy 22 Anthology》,下面是《Z橋で待つ》完整版歌词!
Z橋で待つ歌词完整版
十代のころに
味わった絶望は
三十歳を過ぎても
未だに変わらない
くたばりかけの貨物列車が
のろのろと引きずられている
黒い塊が次々に
夕焼けに流しこまれる
そして俺はかなわない
思いを胸に抱いて
鉄柵を乗り越えて
ハモニカを吹いている
Z橋で待っている
きみが来てくれるといいな
人間関係を
希薄に感じると
原っぱに飛びこんで
土の匂いをかいでた
煙草工場の甘くて苦い
匂いが立ちこめている
痩せっぽち野良猫が誰かさんの
古靴を咥えて走る
そして俺は所在なく
紫に染まった
空を見渡しながら
林檎を頬張っている
Z橋で待っている
ここで頑張っている
航空自衛隊の
練習機が白い
雲を吐きだしながら
秋の終わりを告げる
操車場を跨ぐZ橋のたもと
線路際コスモスが揺れている
あゝそれでもやっぱり季節はめぐる
この季節を過ぎればきみはどこか遠い
そして俺は喋りすぎて
喋るのをやめ
かんじんのことだけは
口に出せずに、消えた
Z橋で待っている
どうか気がついておくれ
Z橋で待っている
きみが来るような気がしてる