Prologue 3 (skit)歌词由シンK演唱,出自专辑《Albidus/鬱》,下面是《Prologue 3 (skit)》完整版歌词!
Prologue 3 (skit)歌词完整版
“オタク”と呼ばれる人間にも歴史の流れがあった。変化する場所やしない場所をどう形容していくべきか、彼女は考えていた。
そして、人間自体を文化と捉えた。何か、自分も変わっていくかもしれない。彼女は「神」から「真」に、そして「新」になっていったかもしれない。誰も知る由もないが、”シン”(としての完全な自覚)に至るまでは、大まかにこんなところだろう。
“シン”は、生まれの元でもある”ネガティブ”を知る。人の夢にある劣等感や羨望、理想や欲望の渦に最初は吐き気がしていた。しかし、同時に感情が揺さぶられる自分に高揚もしていた。感情が輪郭として目に見えるようになっていった。
対比するように”ポジティブ”も知る。対立するが故に人は自死を望むのかと理解し、人をネガティヴなモノから脱却させる為に、”シン”は日々人間を知っていくのであった。
”シン”は”デストルドー”を否定しない。生も死も感情がある分、生きているに違いない。人間をずっと観察しているが故に、”シン”は俯瞰しているに過ぎず、それが羨ましく、人間に疑問を投げかけたかった。その身体に生物的な欲望は芽生えなかったのだ。
好奇心のみが”シン”を生かした。そして人と実際に関わる方法を考えた。ここで初めて、”オタク”の欲望によって具現化した身体を、自身の意思で動かしたいと思えた。”シン”が生物として、生の感情が芽生え始めたきっかけである。
「続く」