海を渡りたかっただけなのです。歌词由鈴木 諭演唱,出自专辑《27年前の私に送る秋田の詩たち。》,下面是《海を渡りたかっただけなのです。》完整版歌词!
海を渡りたかっただけなのです。歌词完整版
何処へ行けば良いのか
何処へ向かえば良いのか
全く分からなくなっていた
人は悲しい時は北に向かうと
ライブハウスで知り合った
おじさんが言っていた
だからあの時の僕はきっと悲しかったんだ
ろくすっぽ人がいない
朝の土崎港からフェリーに乗る
ゆらりゆらりと荒れた津軽海峡を進み
何も無い苫小牧港に着く
タクシーの運転手さん
僕を新冠に連れて行って下さい
ライブもどうでも良くて
誰とも会いたくなくて
ただ一人で
海を渡りたかっただけなのです
夢を見るのはいけない事で
物事の物差しはお金だけだと
教わって生きてきた
人生とは我慢であると
昔の上司が茶色いソファーで
煙草をふかしながら呟いていた
いつまで我慢してたら
僕らは幸せになれるのでしょうか
荒涼としただだっ広い平野を
友部正人を聴きながら
ぽつりぽつりと歩いてく
三月の残雪が
道の駅の脇に見え隠れする
北の大地で見つかったものは
旅が解決にならない事でした
ライブもどうでも良くて
誰とも会いたくなくて
ただ一人で
海を渡りたかっただけなのです
ただ一人で
海を渡りたかっただけなのです