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2025-01-09 02:21 | 星期四

波羅葦増雲歌词-ハハノシキュウ&油揚げ

波羅葦増雲歌词由ハハノシキュウ&油揚げ演唱,出自专辑《波羅葦増雲》,下面是《波羅葦増雲》完整版歌词!

波羅葦増雲歌词

波羅葦増雲歌词完整版

これは俺の話だった

俺は高校二年の頃から目線の高さが変わってない

ちょうど心臓あたりの高さで目線が固定されてそのまま大人になった

車椅子がタクシーに変わっていた

一人称も僕から俺に変わっていた

俺は周りの人間からずっと頭がおかしいって言われてきた

同じ美術部だった女子が目の前で死んだ

先生は俺が殺したと思ってるけど

彼女は宇宙に潜るように目を閉じてそのまま戻ってこなかった

他の部員は「いつものやつが始まった」って冷笑しながら課題を終えて帰っていった

誰も俺に「一緒に帰ろう」なんて言わない

必然的に俺が一人残った

嘘みたいな話だけど彼女は艶美なポーズをとったまま死んでいた

遺書がない代わりにこちら側の想像力を残して

先生はそんな彼女を埋めた

練習を欠かさないプロのミュージシャンのように一音も外さずに慣れた様子で歌い上げた

細かいことは知らないが、彼女の死体が見つからなかったってことは、それだけ完璧なライブだったのだろう

小学三年生の時に精神的な理由で歩けなくなった

歩けないと思い込んでしまう病気なんだって

その思い込みは今も治ってない

俺はそれを人生のイップスと呼んでいる

それまでは何もかも全てが上手くいっていた

クラスで一番足が速かったし、友達も多かった

上手くいっていたものが全てイップスになったのだ

でも、先生に死体を運ぶのを手伝わされた時、普通に歩くことができた

あの日以来、その気になれば歩けるってことを知った

だから今も本当は歩けるとは思う

でも、歩けてしまったら、彼女の死体を埋めたと疑われてしまう

そんな感情が根底にあって

今も俺を歩かせない

何より、いざ歩き出そうと決心した時に本当に歩けなかったと考えることが怖くてたまらない

こんな身体でもタクシードライバーになれるシステムみたいなものがあって、俺はなんとか田舎を出て、東京の街で生かされている

今みたいに書きかけの小説を海に投げるような癖も、この仕事なら許される

しかも、それが俺の波羅葦増雲となって、一切のミスを犯さないブレーキの役割を果たしてくれている

いつか、贖罪の日が来る

そんな風に思いながら

この間乗せた女子高生は、死んだ彼女によく似ていた

車椅子を積んだ変わったタクシーだからってのもあるだろうけど

彼女は誰にも言えない波羅葦増雲を懺悔室の神父に話すように打ち明けてくれた

今時の女子高生にとって波羅葦増雲ってのは、犯罪とか性癖とかそういう類いではないらしい

彼女にとって波羅葦増雲というのは〝将来の夢〟なんだそうだ

一番なりたいもの、憧れている職業、そして目標

彼女にとってそれは誰にも言えない秘密より重いものなんだそうだ

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