亀が浮かんでいる歌词由玄月演唱,出自专辑《亀が浮かんでいる》,下面是《亀が浮かんでいる》完整版歌词!
亀が浮かんでいる歌词完整版
ちょうど通りかかりに
川があって
橋の欄干から
かれらは覗き込んでいた
亀が浮かんでいる
水草にすがりつくようにして
首ちぢこませ
しっぽをたらりん
甲羅ごつごつ苔むし
かれらは目をこらすけれど
透明度ゼロの水面はまるで
まるで静物画のように
時を止めていて
コンクリートの黒ずんだ護岸は
不自然なまっすぐさで
伸びている どこまでも
水面から突き出た
自転車のハンドルに
つがいのトンボがとまって
かれらは ようやっと
ようやっと 時を取り戻した
これはいったい なんなんだ
かれらは肩寄せ ささやきあう
流れのない川なんて あるのか
どこかおれたちに
似ていないか
どこへ行く
どこに向かっている
見通しはいいはずなのに
それがわからない
亀が浮かんでいる
水草はそよとも揺るがず
おれたちはどこにいる
橋の上だ 世界の中だ
その世界はどこにある
おれたちの世界はどこにある?
やがてかれらは
真理に たどり着いた
世界はごつごつ苔むした
亀の甲羅に
載っかっていることに気づき
かれらは ようやっと
ようやっと
見失っていた自分を
取り戻した
川に浮かぶ亀の甲羅に
世界が載っかっていて
かれらは そこの住人
どこへ行く
どこに向かっている
見通しはいいはずなのに
それがわからない
ちょうど通りかかりに
川があって
橋の欄干から
かれらは覗き込んでいた
亀が浮かんでいる
かれらの世界を
その甲羅に載せて