エリカと白鯨歌词由いろは&naruka演唱,出自专辑《エリカと白鯨》,下面是《エリカと白鯨》完整版歌词!
エリカと白鯨歌词完整版
形のないものばかりだった
思い出も存在も愛情も
全てがすべてがどうでもよくて
遊んで暮らしていたかった
星のない空を見上げるとき
風の精霊が歌を歌う
身を任せるように踊りながら
いたずらにエリカの花を見る
迷い込んできたのは騎士一人
ここは精霊たちが潜む森
みんなで悪戯しちゃおうって
動物たちも大騒ぎ
ザワザワってクスクスって
奥から聞こえる不思議な声
導かれるようたどり着いた
白い屋根の小さな家
「乗ってきた白馬が嵐に
連れ去られてしまった
一晩だけ泊めてくれないか」
どこか神聖な少女が騎士を見上げる
瞳は太陽に照らされた海のようで
深くて青くて暖かくて綺麗だ
「わたしあなたのことがしりたいわ」
それから二人は語り合った
生まれ育った街のこと
森に住む生きとし生けるものの話
だんだん二人は惹かれあった
「嵐がやんだら僕の屋敷で共に暮らそう エリカ」
ああなんだ不思議な感覚だ
暖かい色で揺れ動いている
そっかそっかこれが心か
水しぶきが街を飲み込んで
低い歌声が空を覆った
「あなたにひみつおしえるね
わたしにんげんじゃないの」
ハラハラってゴロゴロって
涙は嵐に変わって
歌声は雫を宝石に変える
その姿は海に溶けていく泡のようで
儚くて苦しくて透明で綺麗だ
それからエリカと人間は別々の時を生きていく
強すぎる想いが壊れてしまわぬように
だんだん騎士は年老いていった
「君のことを愛していた エリカ」
もし私がわたしが人間だったら
その手離さずにともに逝けただろうか
そっかそっかこれが別れか
形のないものばかりだった
思い出も存在も愛情も
全てがすべてが愛おしすぎて
忘れて暮らしていたかった
これは海に浮かぶ小さな王国の誰も知らない話だ
白鯨が目を閉じる